マンガ感想:ヴィンランド・サガ [マンガ]
土曜日は久々に飲み会に行ったりして、帰ってからはやっぱ眠くなって更新できませんね。
相変わらず書きたい記事は沢山あるんですが。
最近新しいメタルのCDを買ってないので昔のアルバムを色々聴いていて自分の名曲ベストセレクションをやってみたいなと思いました。取りあえず手当たり次第に色々聴いていくにはiTunesは便利ですね。
まぁ思いつきで始めたんで結構適当だったりすると思いますw
最近の購入品のマンガです。
- ヴィンランド・サガ 7巻(幸村誠)
- 無限の住人 24巻(沙村広明)
他にも「謎の彼女X」「宙のまにまに」を読んでいて何気にアフタヌーンコミックスは結構買ってます。
「蟲師」も買っていましたが少し前に完結しました。意外にと云うか思ったよりもあっさり幕を閉じた感じでしたね。あの旧く懐かしい郷愁を感じさせる雰囲気が好きでした。
今回買った二冊のマンガはどちらともゆったりと物語が進んでいく作品ですね。
かたや「ヴィンランド・サガ」はまだこれから物語が大きく動き始めたばかりの壮大な叙事詩で、かたや「無限の住人」は少しずつ終幕に向かっているとチャンバラ時代劇ですか。
そう云えば「無限の住人」はアニメ化して放映してる筈だけどまだやっているのかな。家では観れないのでどうなんだろう。
それでヴァイキングの物語である「ヴィンランド・サガ」を少し語っていきます。
主人公であるトルフィンは偉大なる戦士である父・トールズの仇であるアシェラッドをいつか決闘にて討ち倒すのを望みつつ、付き従ってヴァイキングとして戦う物語です。
表紙はそれまで柔弱だったのが忠臣・ラグナルの死によって覚醒したクヌート王子。
もうそれまでとは別人ですね。なんか主人公としての風格が出てきた感じです。と云うか主人公であるトルフィンが相変わらず成長が見えない。今回のアシェラッドとの決闘もすぐにカッとなって頭に血が昇るクセが直っておらず、見事に手玉に取られてボコボコにされる始末。その後のアシェラッドの身の上話を聞かされてもまだ、直情傾向な性格が変わらないならいい加減見捨てられてもおかしくはないかも。だからまだ先の長い話だろうけど少しずつでもトルフィンの成長を見せていって欲しいなあ。そうじゃないともう単なる脇役に格下げでいいかもw
それに比べてアシェラッドはカッコいいです。剣の腕も立ち策略に長け駆け引きも上手く英雄然としてる。これからクヌート王子の参謀としてどうやってスヴェン王と戦っていくか楽しみですね。やはり少しは頭を使って考えていく人物でないと戦記物は面白くないです。
見た目疲れた容貌をしてるスヴェン王だけど、一国の王であるだけに用心深くキレそうな人物に見える。そのスヴェン王をどうやってアシェラッドが出し抜くかがこれからの展開の肝ですかね。まだまだトルフィンが活躍出来なさそうで、只の使いッぱに終わらないことを願うだけかな。クヌート王子は信頼できる部下が少ないし、数少ない手駒であるこの二人を上手く使っていきたいと考えているのでしょう。
未だにトルフィンの決闘の理由を知らないトルケルはアシェラッドがトールズを殺したことを知ったらどう動くのか。竹を割ったようなさっぱりした性格の豪傑・トルケルだが、流石にこのことを知ったらアシェラッドと喧嘩するかなー? トルケルもアシェラッドとは違った魅力のあるキャラでこういう愛嬌のあるオヤジは好きですね。
敵が味方になったり、見方が敵になったり情勢はこれからも変わりそう。レイフのおっちゃんとの再会はトルフィンに大きな影響を与えてくれるのだろうか。けして意味が無いものだと思わないですが。
はっきりいって一番陰が薄いのが主人公なので一皮剥けて精神的に強くなれば、気持ちのいいカタルシスを感じさせてくれるでしょう。
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