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志方あきこ / Harmonia [音楽]

七色の歌声を使い分ける幻想世界の歌姫と云うべき志方あきこの最新作が発売になりました。

1stアルバムの「Navigatoria」では「星」を、2ndアルバム「RAKA」では「月」を、そして今作では四大元素である「地」「水」「火」「風」をテーマにした曲を4曲ずつと全体のテーマソングの1曲を入れた全17曲のコンセプトアルバムのようです。

Harmonia

民族音楽を基調としながらもどことなく多国籍風で、分厚く重ねた透明感のある多重録音のコーラスがより独自の幻想的な歌世界へ誘ってくれるのは相変わらず。

「うみねこのく頃に」のイタリア語バージョンや映画「こわい童謡~表~」の主題歌「Amnesia」が収録されているので楽しみにしていました。

 

えー、「Harmonia」は素晴らしいアルバムです。おすすめです! 是非聴いてください。終わり。
……………。
……。

 

 

 

……いや、なんかもう面倒になりました。実際CDの感想をたっぷり書いたのですがこまめに保存してなかったため時間が掛かり過ぎて消えてしまったんですよ。
正直心が折れました…orz。
それでもやっぱりいいアルバムだと思うので少し簡略化しますがなんとか書いていきたいと思います。上記のままじゃあまりに適当な文章だし。これに懲りて今度からはテキストに書いてからコピペしようっと心に決めましたわ。


志方あきこはPCゲーム「うみねこのく頃に」で初めて知って興味を持ち、調べてるうちにPS2ゲームの「アルトネリコ」の曲「EXEC_CHRONICLE_KEY/.」を聴いてゾクゾクするほど身震いした衝撃を覚えました。こんなアーティストが日本にいたんだと云うことに驚き、今まで知らなかったことに歯噛みしましたね。

よくネットや動画サイトで気に入った曲を神曲神曲と連呼されてるのを見ますがあまり多用してると神曲の意味合いに重みがなく安っぽくなってしまうと思ってる黄昏ですが、「EXEC_CHRONICLE_KEY/.」は神曲です(ォィ

 

コンセプトアルバムのようですが「地」「水」「火」「風」のエレメントをモチーフとしているため、全体としては統一感が感じられないかもしれない。
ただこのアルバムは人を選ぶCDだと云っている評を見かけましたが元々志方あきこの音楽自体が人を選ぶものなので見当違いな言葉ですね。
実質ヒーリングミュージックとして彼女の音楽は語られるけど、今作は力強さ、壮大さを所々に感じられてヒーリングミュージックと呼ぶにはあまり大人しくないかも。それ故に賛否両論が出るアルバムかな。だいだい「うみねこのなく頃に」が収録されてるんだからもうこの曲は癒しの曲じゃないのが分かるでしょう。
個人的にはかなり好きなアルバムになりそう。アーティストの持ち味を失わない程度のバラエティのある作品なら落ち着いた音楽のCDでも飽きずに聴けるんですよね。

 

「風」のパートの序曲である「調和 ~風来の調べ~」の歌の出だしから志方あきこの神秘的な雰囲気を醸す世界へ誘ってくれる。大好きな雰囲気でもうワクワクです。そして何処か中央アジアだろうか、聴きなれない言語で歌われた民族音楽調の「遥かなる旅路」は彼女お得意の曲で次の「軌跡」もらしくてイイ。
そしてこの次の「風と羅針盤」から違和感を感じる人が出るかな。「風と羅針盤」は今までにはない少しポップな曲で続く「火」のパートの序曲「調和 ~焔の共鳴~」はヘヴィで禍々しく、「埋火」は打ち込みの彼女にしては速いリズムでこれもポップでアニソンと云ってもおかしくはないかもで、この流れだけを聴くともうヒーリング系には聴こえない。でもいい曲で好きです。この辺りはヒーリングミュージックに拘ってる人だと馴染めないと思うんじゃないかな。
「うみねこのなく頃に ~煉獄~」はただ歌詞をイタリア語に変えただけでなくアレンジからコーラスも変えていて、出だしのコーラスはゲームバージョンと同じものだ。特に後半からは狂気を帯びてくる歌唱になってきて凄みがあってオリジナルとは別物だ。これはこれで面白い。
「水」のパートに入って「久遠の海」は清清しい爽やかさに溢れていて温かい曲。「アオイロ缶詰」は「ラヂオ予報」や「空の茜 空の蒼」と同系統の曲だね。個人的にこの系統の曲は遊佐未森っぽいと思ってるんだがどうだろう。
「謳う丘 ~Salavec rhaplanca.~」は「アルトネリコ2」の主題歌でこの曲のみ志方あきこ作曲ではない。どうもオリジナルとは違うバージョンらしい。とてもドラマティックで壮大な曲だ。しかし自分もそうだがゲームを知らない人はゲーム独自の言語であるヒュムノス語で歌われてるこの「謳う丘~」のシリーズの内容はさっぱりかな。
そしてCDを買う前からの大本命曲「Amnesia」はやっぱり素晴らしい。映画のCMでちょろっと聴いたときに名曲の匂いを嗅ぐことが出来てちゃんとした音源を聴きたくてたまらなかった。あの宗次郎が参加していてオカリナを吹いているのだが、最初MS-PROで聴いていてちょっとオカリナの音が強過ぎるように感じたのが残念。ここはHD650に変えたらあまり気にならなくなったかな。

このCDの音質はいいと思うけど所々の音が強く出てる感じ。

まだ聴き込みは甘いけど志方あきこ最高ー! だと云っておきましょう♪
アルバムを重ねていく度により進化していってます。他の曲の聴き込んでいけば好きになりそう。

同じ幻想的で民族音楽調のエンヤも好きですが彼女のアルバムは一枚聴けば満足してしまうんですが、志方あきこの音には幅の広さがあって曲に中で色々な顔を見せてくれて飽きないです。

 

  • このヘッドホンで聴いてみた:TRV-84HD+HD650

MS-PROは奥行きを感じられて音の響きを心地良く聴けたのですが、抜けが良すぎるのか楽器によってやたら音が主張してるように感じられてHD650の方がバランス良く聴けて相性がいいかな。

 


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