アンティークヘッドホン LO-D HD-1 [ヘッドホン/イヤホン]
ふぇーと、何を書こうとしたんだっけか。
最近更新してない分、何か書きたいことが多過ぎて頭パンクしそうになってる…。
なので適当に書き始めてますw
東方Projectの話なんですが、まだ東方地霊殿プレイしてないのに同人アレンジCDを聴き始めちゃって、原曲が気になってニコニコ動画で聴いちゃったりしてる。
シューティングゲームなのであまりネタバレとかは気にしないんだけど、いい加減さっさとインストールしなよと思いつつまだやってない…。
なんか地霊殿はかなり難しいとか聞いててしり込みしてるのかなあ。
しかし地霊殿曲は色々聴いてるといい曲多いですなあ。今更だけど…(汗
EXステージ道中曲の「ラストリモート」は今書きながら聴いてるんだけどドラマティックで恰好いいなあ。
サビの部分に入るとグッとコブシを握り締めてしまいますね。
お燐の道中曲も民族風で神掛かってるくらい素晴らしい。
勿論お燐のテーマ「死体旅行」もポップでいい感じです。
曲を聴いてるとモチベーションが上がってきましたね。
そろそろプレイしようと思ってきたんですが始めるとすぐに心が折れそうになるんだろうな…、きっと。
原曲は最高だけど、それはそれで今年も東方同人CDを買い集める旅に出るでしょう。
そう云えば上海アリス弦楽団としてのCDも出さないのかな。
さてヘッドホンとしては東方原曲を聴くにはあまり高音がきつくないのがいいかな。
基本的に東方の曲は高域が強いので痛くなるのですよね。
昔iPod nanoからATH-CK7でよく聴いていたときは曲によってはかなり高音がきつかった。
今MS-2で聴いてるんだけどこれも打ち込みは得意だけど高音がちょっと刺激的かも…。
他に打ち込みと云えば最近使ってないHFI780も考えたがあれも高音が特徴的だな、するとHD25-1Ⅱが丁度いいかもと換えてみる。
繊細さはないけど力強くて迫力はある。
でもまだ再考の余地はあるなぁ…。
東方の曲にピッタリのヘッドホンはなんだろ?
と、これまでは前置きで…イヤ、東方にピッタリのヘッドホンも改めて探したいなとは思いますが、新たに買ったヘッドホンを紹介です。
また珍しいアンティークのヘッドホンを手に入れました。
Lo-DのHD-1です。
この聞き慣れないメーカー名は今は亡き日立のオーディオブランドなのだそうです。
日立がヘッドホンを作っていたなんて知りませんでしたよ。
詳しくはヘッドフォン近代博物館さんを御覧下さい。
此処によると1980年に発売されて1981年頃には販売終了してる製品みたいです。
短命なのは多分後継機であるHD-K1が発売されたからじゃないかと勝手に推測しています。
HD-K1はミニプラグ仕様になったモデルでポータブルでも使い易いようにしたのかなと。
HD-1はとても小型軽量でポータブル向きなのに標準プラグなんです。
開放型で小型ポータブル向けなヘッドホンと云うとKOSSのポタプロみたいです。
イヤ、ケーブルが3mもあるからあまりポータブル向けじゃないか…?
はっきり云ってまるでオモチャみたいなチャチな作りはポタプロ以上ですね。
ヘッドバンドは金属製でクッションもないが軽量なので頭頂部に違和感はない。
ハウジング部もプラスティッキーでスライダー部分も無段階調整で特に途中で固定したりは出来ないともの凄いシンプルな作りです。
製品は箱付きでほぼ新品の状態で購入出来ました。
箱裏に取説が書いてありました。
振動板がポリエステルフィルムを使用しているとのことでとても珍しいですね。
なんか劣化しそうなイメージがありますが普通に音は出せてます。
不思議な感じがしますね。
仕様では形式がダイナミック形ベロシティタイプとなってますがベロシティタイプって何ですかね?
ちょっとググっても分かりませんでした。
それで実際の音はと云うとアンティークだけど未使用の製品なのでまだそんなにエージングは済んでないのですが、開放型なので抜けは良くすっきりしてますね。
ハウジングが小さいだけに音場は狭い。
かなり硬い音で中音よりな音、つまりかまぼこな音ですかね。
ヴォーカルが突出して聴こえます。
低音は量感は少ないけどかなり締まっていて硬い。
もうキレキレな低音です。
高音は繊細と云うか尖ってる感じ。
聴くとしたら打ち込み系やHR/HMですかね。
スピード感は抜群ですがソースによっては低音が物足りなく感じてしまうかな。
音の分離は悪くないのですが音場が狭く平面的なのでゴチャっとしちゃうかな。
ただ側圧はそこそこあるのですが耳あてでしかも耳に当たる部分が小さいので長時間着けてると痛くなります。
それと流石にイヤパッドは劣化していましたね。
ボロボロパッドの黒いカスが触ると付きます。
ここは何か代用品を買って交換しないとダメですね。
ヴォーカル主体で聴くヘッドホンかなあ。
これまで持ってるヘッドホンとはまた一味違う音ですね。
一見あまりレトロな見た目ではないけど変わったヘッドホン、Lo-DのHD-1でした。
今年初めて購入したヘッドホンになりました。
まだまだアンティークなヘッドホンは増えそうです。
ヘッドフォン近代博物館 管理人のSHIDAです。
取説の画像、非常に参考になりました。
私がみた資料はインピーダンスが間違っていたようです。
次回のLo-Dのページの更新の際に、なおします。
ベロシティタイプとはオープンエア型の一種の古い名称です。
現在、オープンエア型と呼ばれるものは、2つの技術要素の内、一つが満たしていれば「オープンエア」型と呼ぶのが一般的です。
オープンエア型の要素の片方は、ユニット背面の開口の有無です。古くは背面開口タイプをセミオープンと呼ぶ人もいました。黄昏さんのお持ちのKH-51がこのタイプです。AKGのK240などもそうですね。
もう一つの要素は、イヤパッドに通気性があるかどうかです。ヘッドフォンはユニットと耳の間をなるべく密閉して、低音を稼ぐ構造になっていますが、ゼンハイザーのHD414などのように、掛け心地を重視して、スポンジのイヤパッドを採用した機種では、低音のロスをユニットの振幅を大きくすることで補うようにできています。こうした設計のヘッドフォンを「ベロシティ」タイプと呼びます。またそうした設計による動きやすい振動板をハイコンプライアンスとかコンプライアンスが大きいと表現します。
by SHIDA (2010-01-18 21:13)
最近レトロ多いっすなー
レトロはレビューしにくいからなかなかブログに載せにくいw
Lo-DはHD-80が欲しいですなぁ
レトロはカッコいいのが多くて困るw
by つきじ (2010-01-19 20:49)
いや~こいつも見たことなかったですね~
このサイズで標準プラグってのがかなりの存在感ですw
昔の機種って今リファインして復刻してみたら案外売れそうなものって結構ある気がします。
by しげ (2010-01-20 00:59)
せっかく皆さんにコメント頂いたのにまたも放置中ですみません!
>SHIDAさん
コメントと云うか薀蓄ありがとうございます。
こちらも勉強になります。
取説の画像が参考になって良かったです。
なるほど、そうするとベロシティ型なんて今では呼称しませんが今でもそんなオープン型の機種はありますね。
またアンティークヘッドホンを手に入れたので是非とも訊きたいことがありますのでそのときはよろしくお願いします。
>つきじさん
なんかレトロばっかハマってますw
まあ一過性のものだと思うのでもうほどほどにすると思いますが今のヘッドホンと違うのでなかなか感想が書きにくいのは確かですね。
単体では恰好いいけど着けると宇宙人になるのはGRADO同様ですね。・゚・(ノ∀`)・゚・。
>しげさん
やはり当時はまだWALKMANのようなポータブルプレーヤーがないので標準プラグが一般的なんでしょうね。
昔の機種を復刻したら面白そうだけど中身の振動版に使ってる素材なんかが今では手に入りにくいものもあるようなので難しいみたいですね。
by 黄昏 (2010-01-27 23:58)
極レア珍品良品!! Lo-D ヘッドホン HD-80 ビンテージ 昭和レトロ
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by およネコ (2016-05-21 10:42)